やがて死にいたる病

癌、エイズBSEなどが考えられます。そうでなくとも、人間の寿命は有限で、時に予想外に短い場合もあります。なんでこんなこと言うのかというと、お兄ちゃんがインフルエンザウイルスに苦しめられているからです。ウイルスは自己を増殖しようとして細胞のDNAの一部を書き換えます。
その一連の作業ってエントロピーに違反しているような気もしないでもないです。エントロピーが完全に成り立つのならば、地球はウイルスに覆い尽くされてしまうか、ウイルスがまったく存在しない世界の2つの極値をとるように思われます。
なんで、こんな微妙な拮抗状態が永遠と続いているのでしょうか?
ペストの歴史を見るとなんとなくわかります。今、現代の人類が手にしている力はエントロピーにも対抗できる「叡智」なのだと。その叡智を有効活用できない人間は負け組みで、有効活用できる人間は勝ち組だと思いました。(エヴァンゲリオンをインフルエンザ状態で観ての所感)